AXION さんのツイート
今日はカニクリームコロッケを食べたのだが、「どうしてコレは俵型なんだろう?」と調べたら、水分が多いので、
1) 表面積が大きい通常の形態だと平面部から一気に水蒸気が出て衣が耐えられない。
2) では球体が最適かというと、今度は中心に熱が通りにくく爆発の恐れ。
という事で完全に物理だった。— AXION (@AXION_CAVOK) December 22, 2020
ドーナツ型とかダメか?
— AXION (@AXION_CAVOK) December 22, 2020
頭にあるイメージを図にしてみた。
「体積/表面積」比率が大きいと、内外の温度差が生じて爆発する。逆に小さいと水蒸気が一気に出て崩壊する。その中間にハピタブルゾーンがある。俵形は原理的に無限に伸ばせるので、ドーナツ型にできる。厚い爆発型コロッケも、中央に穴を開ければ同型になる。 pic.twitter.com/NOH2ar8Dhc— AXION (@AXION_CAVOK) December 23, 2020
コロッケは、茹でて潰したジャガイモやクリームソースに挽肉や野菜などを混ぜ合わせ、丸めて衣で包み食用油でフライ状に揚げた、西洋料理のクロケットを模倣した日本の洋食の一つ。
日本で売られている冷凍食品の中では最も多く生産されている。油揚げのみで簡単に調理可能な、下ごしらえ済みのコロッケを冷凍したもの。解凍せずに油揚げ調理すると、表面と深部の温度差により具が噴出する場合があるので要注意。
近年では揚げ物の健康面を考慮する消費者が多くなったことから、揚げずにオイルスプレーで油をかけオーブントースターやオーブンで焼き上げたり電子レンジで温めて調理が完了する冷凍コロッケも開発されている。
このツイートへの反応
_人人人人人人人人人人 人人人人_
>カニクリームコロッケは物理 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄ https://t.co/NBw2b1nhsq— salt (@s_alt__s_alt) December 23, 2020
球形で作っているところは多数存在しますよ。
いろいろ理由が言われてますが実態は「加熱後は具が柔らかいので大きく出来ず、小さくて見栄えが良い形に収束しただけ」だと思います。
— jaway (@jawayjaway) December 23, 2020
俵形は球体の一軸を伸ばした形なので、俵形の端の部分の曲率の球体ならOKと思います。俵形の利点は「いくらでも伸ばせる」ということでしょう(限度はありますが)。球体のままだと2乗3乗の法則で大きくできません。
— AXION (@AXION_CAVOK) December 23, 2020
料理は科学とよく言われたものです。
— まじんぷうちゃん (@majinpootan) December 23, 2020
逆にチュロス(スペイン風揚げ菓子)は表面積を大きくするためにあの形になってますし(そうしないと爆発する)、揚げ物は危険と隣り合わせなので(経験的に得られた知見かも知れませんが)料理の中でも特に物理ですね
— 坂﨑基彦 Sakazaki Motohiko (@Tokyo_Seoul) December 23, 2020
以前テレビで見たんですが、とある天ぷら屋さんが、なぜ、おまかせコースしかないのか?という質問に「天ぷらというのは科学なんです。それはプロだからわかる。だからおまかせで食べるのが一番」て言ってましたね。外から失礼しました。
— ハマダテツオ (@QhLGMrFmXUBRLaP) December 23, 2020
ネット上のコメント
目から鱗
なるほど。オランダでコロッケの原型を食べたときはすべて俵型だったので、そっちがデフォで平たいのが派生だと勝手に思ってた
うわ納得した。おそらくは実験ではなく経験則から生まれたのだろうと予想してみる。
調理科学っていうのです。
どうしてなのかな?どういう意味かな?とか疑問に思って調べて、解って。
疑問からの調べっていいですよね(小並感)
お腹すいてきたにゃ