砂崎良【SazakiRyo】さんのツイート
平安文学には「極熱(ごくねち)」って言葉があって、意味は「きわめて熱い」とか「酷暑」なんですが、
極熱の頃は、誰も誰もをさをさ内裏へも参りたまはず、籠りおはします(猛暑の頃はどなたも宮中へ出勤せず、家にこもっておいでです)
って文章読んだときには、羨ましすぎて目を疑いました。
— 砂崎良【SazakiRyo】 (@SazakiRyo) July 20, 2021
あ、念のため注記しておきますと、平安貴族、実は超多忙です。日記とか見ると連日、内裏や上司宅へ出向いていて(休日、…無い⁈)ってくらい。
(一方で、こんな遅刻/欠席はOKだったんだ…ってユルさはありますが)
着込めば何とかなる寒さに対し、暑さは対処しようがない【天災】だったのでしょう
— 砂崎良【SazakiRyo】 (@SazakiRyo) July 20, 2021
「極熱(ごくねち)」という言葉が人気で嬉しい
個人的には #源氏物語 で、マジメそうな「学者の娘」が
風病重きに耐えかねて、極熱の草薬を服して、いと臭き(風邪で極熱のニンニク湯を飲んだのでニオイがひどい)
と言う場面が、アッツアツの湯をガマンしてすすってる光景が見える感じがして好きです
— 砂崎良【SazakiRyo】 (@SazakiRyo) July 20, 2021
平安時代(延暦13年(794年) – 文治元年(1185年)/建久3年(1192年)頃)は、日本の歴史の時代区分の一つである。
延暦13年(794年)に桓武天皇が平安京(京都・現京都府京都市)に都を移してから鎌倉幕府が成立するまでの約390年間を指し、京都におかれた平安京が、鎌倉幕府が成立するまで政治上ほぼ唯一の中心であったことから、平安時代と称される。
このツイートへの反応
ごくねち。
声に出して読みたい日本語。 https://t.co/dikrif6pQt
— 原田綯う / Webメディア作る人 (@hadaka_no_air) July 21, 2021
この極熱は気温的な暑さにも飲み物的な熱さにも使えるんですか?
— ふじたま@STU (@fujitamago_r) July 20, 2021
はい、極熱(ごくねち)は猛暑にも、ホット飲料にも使えます。
— 砂崎良【SazakiRyo】 (@SazakiRyo) July 20, 2021
この平安時代の極熱はどのくらいの気温だったのでしょうか🧐
30℃過ぎたくらいかなあ?— むうみんみん (@mie_moomin) July 20, 2021
平安時代は温暖期でかなり暑かったと言う論文あるみたいですよ
— イセス (@ises56) July 20, 2021
やんごとなき方達にも暑さは平等だったのですね
— なす🍆 (@radio_kossy) July 21, 2021
ネット上のコメント
吉田兼好も「家の作りやうは、夏をむねとすべし。冬は、いかなる所にも住まる。暑きころわろき住居は、堪へ難き事なり。」と言ってますね。本当に暑かったんだなと思います。
暑いから今日は休みますっての、いつかやってみたいんよね。会社にたどり着いたら体力はゼロ。仕事にならんし休んでもいいじゃんね?
占いかなんかで運勢悪い時も引きこもるみたいなのも聞いたことあります
ごくねち………かわいい………
ごくねちかわいい~
これからごくねちって言おう
暑いのはいつの人も同じだわん