牧村しのぶ さんのツイート
東日本大震災の時、アメリカのTwitterのサーバ管理技術者の一人が、サーバダウンを予測して、独断で即座に増強用サーバを接続して日本エリアの処理能力を強化しました。それがなければダウンしていました。そのおかげで、気仙沼の避難所から救助要請を出していた446人がTwitter経由で救出されました。
— 牧村しのぶ (@yatomibuncho) October 12, 2020
サーバ増強と言ってもただの増強でなく3倍。過去の大震災や山火事、サッカーワールドカップの時の経験が生きて震災時のアクセス最適配分やサーバー増強をスムーズに行うことができたそうです。権限のないエンジニアですが、ボスから自分自身の判断で行動しなさいと教えられていたことが幸いしました。
— 牧村しのぶ (@yatomibuncho) October 13, 2020
Twitterで446人救助のソースです。https://t.co/rnQQY7bOkP
— 牧村しのぶ (@yatomibuncho) October 12, 2020
あの日、Twitterのくじらが出なかったもう1つの理由
2011年3月11日。Twitterは唯一の通信手段と言っても過言ではなかった。いつものくじらの絵が出ても、決しておかしくはない状況だった。しかし、Twitterにアクセスできないときに見られるくじらは現れなかった。なぜか。
そこには、これまであまり語られてこなかった理由があった。
その日は、日本時間で週末の金曜日、米国時間では木曜日の夜だった。Twitterのエンジニアは日本で起こった地震のニュースを知り、「もし、土日に大量のアクセスがあり、Twitterにアクセスできなくなったら大変な二次的被害を被る人が出てくるかもしれない」と思ったそうだ。そのとき、段ボールに詰まった未開封のサーバーがコンピュータールームにあることを思い出した。次の週に、これらをセットアップする予定だったのだ。彼は自分自身の判断で、これら全てをラックに入れ、日本向けのサーバー数を3倍に増やした。彼は後にこう語ったという。
「いつもボスから言われていたことがありました。――『会社やボスの命令で体を動かすのではなく、会社や社会のためにどうすればいいかということを判断して体を動かしなさい。あなたがこの会社に勤めている限り、自分自身の判断で行動しなさい』」。
彼のボスは、ボスである自分の判断を待つことなく、組織を作る1人1人に自ら判断するよう呼び掛けていた。他の通信手段がバタバタと落ちていったとき、Twitterだけが生き残っていたことには、こうしたボスの資質が大きく影響していた。
全文はリンク先へ
[ITmedeia]
https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1401/08/news082.html
ツイッターの反応
こんな話は広く知られるといい。独断はNGと教育され失敗はリスクだから現場で判断ができてても上層が否の結論を出す事も多いと思う。
そんな中でも現場での優れた独断で救われてる事も多いのだろうが、上手くいけば組織として称えられ、その本人の判断基準に目が向けられる事は多くなさそうだから。— そらとり (@new100fortunes) October 13, 2020
こんにちはω‐))管理技術者の方様ありがとうございます😸大感謝です😻
— 雪風にゃあ(副業も募集中) (@animeniyan) October 13, 2020
アカバレ覚悟。発信者は旦那のいとこ(の奥様)イギリスにいた息子がツイッターで救助を要請して、当時の猪瀬東京副知事が東京消防庁へ指示。今ならいろんな意味でムリだろうな… 奇跡が起きた事実。
— むらむら♪ (@buhibuhi_booboo) October 13, 2020
当たり前だと思ってることが実は当たり前じゃないお話ですね
時系列で言うと2009年6月のツイッター訪問者数が45万だったのが
2010年8月度に1000万で震災ちょっと前に急速に広まったメディアだったんですよね— めりぱん (@merriesP) October 13, 2020
これは気の利いた良い話だけど、実際、増強が遅れてサーバダウンしてたとして、増強のうえ再起動すれば小一時間もかからず復旧したと思うので、いずれにしろ多くの人は助かったと思う どちらにせよtwitterあってよかった😄
— きつねこ (@kituneponyo) October 13, 2020
書いたことは資料からのほぼ引用です。おっしゃる通り落ちても復旧にはそう時間はかからないでしょうが、あのパニック状態で命綱になっていたTwitterが1時間止まることが命取りになった人もいないと言えず、一度復旧してまた落ちるかもしれず、安定して動き続けてくれた裏で支えていた人に感謝します。
— 牧村しのぶ (@yatomibuncho) October 13, 2020
ネット上のコメント
ツイッターには足を向けて寝れないな
一生会うこともないだろうし顔も知らない誰かが、私のために力を尽くしてくれる。
有難いし、きっと今もどこかで同じことが起きているんでしょうね。
こういう人でありたいな。教えて下さって有難うございました。
ツィッターだけはサクサク動いていたので
日本の国内サーバがダウンしていたとは知りませんでした
救助されて良かったです( ^ω^ )
すごい予測ですね。アメリカの人って
ええ話や。後世に伝え継ぐべき話。
かっこいいわん