星(富田) 昇 @湯本森・里研究所(ゆもり研)さんのツイート
私は両親が大阪と東京出身で埼玉県浦和市育ちという、ベッドタウンで独自文化などないだろうと思って生きてきたのだが、博物館学芸員をしていたときに先輩学芸員から「どちらにしようかな、の後、なんて言う?」って言われて、「天の神様の言う通り、あべべのべ」と答えたら、「それが地域文化だよ」と
— 星(富田) 昇 @湯本森・里研究所(ゆもり研) (@hoshitomita) November 24, 2020
言われた。「子どもの言葉遊びはメディアに乗らないから、現代にも地域性が残っている。「天の神様」が「天神様」だったり、ただの「神様」だったり、「あべべのべ」が「なのなのな」だったりする。これは子ども同士の口承だから、いまでも地域性が残っている」と。
— 星(富田) 昇 @湯本森・里研究所(ゆもり研) (@hoshitomita) November 24, 2020
生物の地方名でも、アメリカザリガニの特に大きいやつを「マッカチン」と呼んでいたのも、どうやら北足立郡あたりのいい方らしく、「こち亀」で見た時には感慨深かった。
— 星(富田) 昇 @湯本森・里研究所(ゆもり研) (@hoshitomita) November 24, 2020
どちらにしようかなは、子供の数え歌の一種で、遊びの鬼ごっこの鬼など、主に何かを選んで決めるときに使われるもの。地方によってさまざまなバリエーションがある。
やり方は、選定の対象物(者)を、歌詞の一音毎に交互、あるいは順番に指差し、最後の一音の時に指を差している方に決定するというもので、「どちらにしようかな 天の神様の言う通り」が一般的である。
「どちらに」が「どっちに」になったり、また複数のものから1つを選ぶ場合は「どちらに」が「どれに」になったりする。また地方によっては「しようかな」を「しましょうか」などとするところもある。「天の神様」は「天の」が省略され「神様」だけだったり、「天神様」「裏の神様」だったりもする。この後に続く言葉はさまざまである。
また、小学生を中心に多用されるのだが、学校単位で様々なアレンジが加えられていることも多く、地域ごとにバリエーションが異なっていることも多々ある。
このツイートへの反応
川崎なのか千葉なのか微妙だけど、「天の神様の言う通り、なのなのな、柿の種を撒きました、目が出て膨らんんで、花が咲いたらあっぱっぱー」だったっけな。結構細かい地域でだいぶ違うもんなんだな。 https://t.co/SXtfiMd3bP
— はぼまい くま (@habomai_kuma) November 26, 2020
「天の神様の言うとおり、鉄砲撃ってバンバンバン、柿の種」
じゃないのか……
いや、これはTwitterにおける『同郷民センサー』になるやも。小~中学で流行る指遊びの名称と掛け声も地域差が凄そうですな
— Kent (@kent101055) November 25, 2020
天の神様の言うとおり,
けけけのけむしのたねのつぶ
鉄砲打ってバンバンバン種の粒のいまがいまだにわからない。
— 平成の女(しばらくお好み焼きbot) (@bigeast0604) November 25, 2020
「天の神様のいうとおり、鉄砲撃ってばんばんばん、もいちどおまけにばんばんばん」だった。最後の方、未練がましいな。
— ナマック (@agnese47289372) November 25, 2020
私の小学校あたりは「なのなのなすびロウソク1本立てた柿の種」でした
— 鈴梅 (@suzuune0429) November 25, 2020
大阪市都島区です🙋🏻♀️
どちらにしようかな、天の神様の言う通り、柿の種、すべり台、玉手箱、ぽんぽこぽんのぽんぽんぽん!
でした😂違いすぎてめっちゃ面白いですね!地域が全然違うのに、ちょっと被ってる人もいるwww— Casa🍣 (@adjachat) November 25, 2020
ネット上のコメント
どちらにしようかな
天の神様の言う通り
めんめらめんのすっぽんぴ
もひとつおまけにすっぽんぴ
福井県若狭地方です。
皆さんと違いすぎて、ウチだけだったのかと不安になってきました…
『どちらにしようかな 天の神様の 言うとおり どどんの ぴのぴの 柿の種 鉄砲打って バンバンバン』うちの辺はこんなだったなあ懐かしい
どちらにしようかな 天の神様の言う通り 柿の種 ご飯粒
全然違うなあ。
天の神様の言う通り。
あぶらむし、かきのたね、ブランコ、おむすびころりん
でした。
うちは、どってんばってんきーめた、だったなぁww
みんな一緒だと思ってたにゃ